ドクショ

ガマンしきれず。。。

ココに書いたとおり、先日久々に本を買った。どれくらい久々かというと、かれこれ。。。よく思い出せないくらい、久しぶりだったワケデアル。<相変わらず記憶力悪すぎ


でもって、案の定、一度破られてしまった掟は、もはや用を成さず、ほら、ガマンしてたオシッコは一旦出し始めたら止らないでしょ、あれと一緒で(ホントか?)、またも本を買ってしまったのでした。。(ネットなので届くのは休み明けかな?)

ここはイチオウweb-logなので、ナニを買ったかlogを残しておきませう。

重蔵始末/逢坂剛   大好きな逢坂さん初の時代小説!
悪いうさぎ/若竹七海 ボクの好きな「後味の悪い私立探偵モノ」のシリーズなので期待大!
晩夏(上下)/シュティフター 19世紀オーストリアの作家。地味な作家なんだけど、二冊読んでどちらも良かったので。。。この作品はamazonのレビューによると「この小説を最後まで読み通した人にはポーランドの王冠を進呈しよう」と言われた作品だそう。さて、読みきれるかなぁ?
蛇行する川のほとり(全3冊)/恩田陸 コンプリート目指したいんだけど、いっぱい出るからなかなかおいつけない恩田さん。
人形はライブハウスで推理する/我孫子武丸 久々の人形シリーズ!これはツマに頼まれて購入

今回は久々に国内ミステリ中心に購入?。ツンドク状態の「骨音」と合わせて、「開かれた処女地」が終わったら、こいつらを片付けてヤルぜ!!

久々の本購入

今日は会社を休んでおうちでノンビリ?。

出張疲れで、ムスメを保育園に送った後は、午前中は寝て過ごす。

朝日新聞を読んでいたら、女優の洞口依子さんのエッセイが掲載されていた。ぜんぜん知らなかったのだけれど、子宮ガンを患って、手術なさっていたそうな。黒沢清の作品によく出ていた女優さんだけど、最近はあまりTVでも見ないなぁと思っていたら、そういうことだったとは。とても感動的なエッセイだったので、機会があれば読んでみてください。


午後、ツマとムスコと久々に書店へ。20分ほどしかいれなかったけど、「本の雑誌」と、「永井荷風随筆集(上下)」と正岡子規「病牀六尺 」を買う。寺田寅彦の随筆を読み返している(「開かれた処女地」と交互に読み進めていて、まだ読み終わってない)うちに、他の随筆も読みたくなってしまって。まぁ読むのは当分先になるだろうけど。


書店の棚を見ていて気づいたんだけど、講談社現代新書のカバーの色が変わっている!クリーム地に統一されていたこのシリーズ、何故か突然カラフルな背表紙がいっぱい出ている。
ちょうど「本の雑誌」にそのことが載っていて、何でも「書店の棚に並んだときにストライプ模様になる」ように考えて、だとか。個人的には、以前のほうが好みなんだけど。。。


「本の雑誌」には驚愕の記事がもう一つ。あの原りょうの新作が11月25日に早川書房から出るらしい!前作「さらば長き眠り」から10年近くの沈黙を破って沢崎が帰ってくるんだって!!大事件大事件!!今から心落ち着かない。早く出ろ出ろ原りょうの新刊。

今年は矢作俊彦のハードボイルド新作が一番の話題かと思っていたけど、それを上回るサプライズが待っていようとは。。。

天災は忘れた頃にやってくる

という警句は、寺田寅彦が言ったものだそうな。

新潟の大震災、まだまだ哀しいニュースが続いて、見ていてつらくなる。



電車の中で寺田寅彦の随筆「」病室の花」を読んでいたら、覚えたてのカタカナを一生懸命読んでいる5歳の姪っ子さんを見て、

> 近ごろかたかなを覚えたものだから、なんでもかたかなさえ見れば読んでみなくてはいられないのである。(中略)自分は今さらのように「文字」というものの不思議な意味を考えさせられ、また人間の知識の未来というような事についてもいろいろの事を考えさせられた。

とおっしゃっている。

ボクはムスメが、少しだけ読めるひらがなを読んでいると、ただただ手放しで誉めるだけである。あぁ。。たまには、ムスメの「これって“く”やろ?。“く”がつくのはくり!くま!」と、ひらがなの“し”を見ながら言っている姿を見て、人間の知識の未来に、思いを馳せて見ねばならぬかな。

開かれた処女地/ショーロホフ

我が家には、チチが買った集英社の「世界文学全集」がある。

ガキんちょの頃からデンッと我が家の本棚に、河出書房の「世界の大思想」シリーズや、角川書店の「日本文学全集」などと並んで、チンザましましている。
なかなか壮観な本棚なのである。残念なのは、購入者であるチチに読まれた気配がほとんどない点であるが(^^;

死ぬまでに全部読みたいなぁと思いつつ、なかなか手が出ないでいるが、ふと思い立って読み始めた「開かれた処女地」が意外に面白くて、ちびちび読み進めています。

ソヴィエト革命が起こって、集団農場が始められる動乱期の、コザック地方の物語なんだけど、キャラが立っていてすごく読みやすい。

書かれた時代はスターリニズムがソ連を席巻していた頃で、ショーロホフのこの作品も、スターリンの意に沿うような内容らしいが、今のところ、それほど教条主義的なところはなくて、ぐいぐい読まされています。

箱入ニ段組で二冊の大作、さて、読了することができるでしょうか?。

竜舌蘭/寺田寅彦

引き続き寺田寅彦の随筆を読む。「竜舌蘭」という随筆もまた、心に深い余韻を残す逸品。


> 一日じめじめと、人の心を腐らせた霧雨もやんだようで、静かな宵闇(よいやみ)の重く湿った空に、どこかの汽笛が長い波線を引く。

という、重たい空気と、重たい気分とを絶妙に重ね合わせた描写から、少年時代が終わろうとしていた頃の思い出話へと話が進み、最後は「雷はやんだ。あすは天気らしい。」と、時制は今に戻る。

雷が過ぎ去り、少年時代は過ぎ去り、過ぎ去った少年時代を回想することで、抱えていたもやもやとした気分が去る。その一瞬の心の動き、ゆらめきを捉える鋭さがすごい。それを、竜舌蘭を使って一編の詩的な文章にしたてあげる才覚。

「どこかの汽笛が長い波線を引く。」だなんて、どうしてこんな文章が書けるのだろう。

竜舌蘭とはこんな花とのこと。
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